受理年月日 | 平成23年11月21日 | 受理番号 | 請願第5号 |
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委員会付託日 | 平成23年12月5日 | 付託委員会 | 文教福祉 |
委員会審査日 | 平成23年12月13日 | 委員会審査結果 | 不採択 可否同数 |
議決年月日 | 平成23年12月19日 | 議決結果 | 不採択 起立少数 |
紹介議員 | 萩原陽子 冨塚忠雄 伊藤壽子 上ノ山博夫 |
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学校図書館の充実を求める請願書 【請願趣旨】 学校図書館は、児童・生徒にとって最も身近な「図書館」であり、一人ひとりの学びや豊かな情感を育む上で欠かせない場所となっています。 全ての子ども達にとって利用しやすい学校図書館を整備することは、学校教育における調べ学習の充実や新聞教育への取り組みなど、児童・生徒が自ら調べ、自ら学ぶ力を伸ばします。 また、子ども達が多くの良書と出会い、本の世界を存分に味わうことで、幅広い物事の見方や考え方を身に付け、知識の世界を広げながら、より豊かな社会生活の実現にも資することとなります。 ところが現実には、学校図書館の整備状況は自治体の財政状況に左右され、県内でも専任の学校司書が置かれている自治体は少数にとどまっています。そのため、多くの学校現場では、多忙な職務の間に担当の教職員が図書室の整備を行ったり、保護者や地域のボランティアに整備をお願いしたりしているために、継続的・専門的な視野での読書環境の充実・整備がなされていないのが実情です。 学校図書館がその機能を発揮するためには、十分な額の図書購入費や読書環境の整備、専任・正規の専門職員の配置が不可欠です。 3月の東日本大震災以降、多くの子ども達が読書によって笑顔を取り戻し、絵本や物語を通して生きる勇気と希望を感じています。全ての子ども達が、これからの時代を豊かに生きる力を身に付けられるよう、下記の項目について請願致します。 【請願項目】 1.全ての市立小中学校で、学校図書館図書標準を満たすよう、引き続き十分な財政措置を講ずること。 2.古くなった本や資料、事典などは速やかに修繕・入れ替えをすること。 3.全ての市立小中学校に、専任の専門職である学校司書を配置すること。 |