受理年月日 | 平成30年8月20日 | 受理番号 | 請願第19号 |
---|---|---|---|
委員会付託日 | 平成30年9月3日 | 付託委員会 | 経済環境 |
委員会審査日 | 平成30年9月12日 | 委員会審査結果 | 不採択 賛成少数 |
議決年月日 | 平成30年9月26日 | 議決結果 | 不採択 起立少数 |
紹介議員 | 萩原陽子 冨塚忠雄 五十嵐智美 藤崎良次 |
||
東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書に関する請願 【請願の趣旨】 私たち佐倉・原発問題を考える会は、2011年3月11日の福島第一原発事故の甚大な被害状況を知り、安全なエネルギーへの転換が必要であると考え、放射能について知る講演会の開催、安全なエネルギーについての映画上映などに取組んでいます。 昨年11月24日、日本原子力発電株式会社は、法律で定められた原子力発電の運転期間40年制限(40年ルール)を超えて、さらに20年の運転延長を原子力規制委員会に申請しました。しかし、東海第二原発で事故が起これば、現場からわずか90kmにある佐倉市は周辺地域とともに、福島第一原発事故以上の甚大な被害を被ることは明らかです。佐倉市民は、福島第一原発事故により「汚染状況重点調査地域」となり放射能被害を受けました。福島第一原発事故の原因はいまだに不明であり、事故収拾の目途も立っていません。危険な老朽化原発の再稼働、運転延長は到底容認することは出来ません。 佐倉市は本年7月、東海第二原発で原発事故が発生した場合の避難計画を、茨城県ひたちなか市と協定書を取り交わしました。しかし、事故を想定した避難計画が必要な東海第二原発の再稼働を見過ごすことは出来ません。 東海第二原発近くの房総半島沖には160kmと300km以上の巨大活断層の存在が判明し、最近も度々地震を繰り返しています。大地震が発生する可能性がありますが、現代科学では止めることも、予知することも出来ません。しかし原発は人が動かしているのですから、止めることはできます。 以上の点から佐倉市議会におかれましては、市民の命と健康・子どもたちの未来を守る立場から、東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書を政府および原子力規制委員会へ提出されるよう請願いたします。 【請願事項】 1 佐倉市議会として、政府・原子力規制委員会に対して東海第二原発の再稼働を認めないよう求める意見書を提出すること。 |