発議案番号 | 発議案第1号 | 提出者 | 敷根文裕 押木孝和 望月圧子 |
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議決年月日 | 令和5年8月28日 | 結果 | 原案可決 賛成17人、反対8人 |
去る令和5年7月3日、令和5年6月定例会最終日において、「橋とみお議員の答弁の際の櫻井道明議員及び村田穣史議員による不規則発言に関する懲罰動議」が提出された。 提出者に名を連ねた石井昇議員及び三谷英継議員に対し、当該懲罰動議中の「櫻井、村田両議員は、議長に発言を求めることなく不規則発言を続け、著しく議場を騒乱した」との文言について事実関係等を問う質疑がなされた。 その際、石井昇議員は、「あちらから声がして何言っているか、私加齢性の難聴ぎみもありますから明確に語句は聞こえないのですけれども、あとこちらから聞こえてきて、そんな中で橋議員があのようなちょっと不規則な発言をしたという流れだった」と答弁した。 また、三谷英継議員は、「不規則発言でちょっと私聞こえない部分とかが結構多くありまして、そういったところで今回のこの懲罰動議ということで、こちらに賛同をしたというような次第」と答弁した。 石井、三谷両議員とも、「聞こえない」と発言しているにもかかわらず、櫻井道明議員及び村田穣史議員の発言を不規則と断定し、当該懲罰動議に賛同したのである。 懲罰動議とは、議会の紀律と品位を保持するために、議会の秩序を乱した議員に対して議会が制裁を科すためのものであり、場合によっては、議員活動への制限を加えるだけでなく、議員の身分を喪失させるような、非常に重大な提議である。 そのような深刻な事態に対し、事実関係を的確かつ公正に把握せず、感覚的に当該懲罰動議に賛同したことは明白で、議場での発言はあまりにも軽々しく、議員としての発言の重さを認識していない。 また、法令等に違反する発言を行っていないと認められた櫻井道明議員及び村田穣史議員に対しては、甚だ無礼な行為であったと言わざるを得ない。 石井昇議員及び三谷英継議員の行為及び発言は、議員として恥ずべきものであり、佐倉市議会の品位を著しく傷つけ看過できるものではないことから、猛省を促すとともに、議員としての責務を自覚するよう強く求めるものである。 以上、決議する。 令和5年8月28日 佐 倉 市 議 会 |