現在位置 :トップページ › 議員提出議案 › ・スツ托ソス・ス・ス・スm・スp・ス[・スg・スi・ス[・スV・スb・スv・スi・スs・スo・スo・スj・ス・ス・ス閧ゥ・ス・スフ撤・ズゑソス・ス・ス・ス゚ゑソスモ鯉ソス・ス・ス
発議案番号 | 発議案第4号 | 提出者 | 木崎俊行 伊藤壽子 萩原陽子 藤崎良次 |
---|---|---|---|
議決年月日 | 平成28年12月19日 | 結果 | 否決 |
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は、トランプ次期米大統領が離脱を表明したことで、発効の見通しすら立っていません。ところが政府は一方的で強引な審議で採決を強行しました。これまでも指摘されてきたように、交渉経過の「黒塗り」資料や文書の「誤訳」についての説明はなく、日本農業への影響を軽微に見せかけた「試算」、売買同時入札(SBS)米での「調整金」の存在などの多くの問題点があり、疑惑は深まるばかりです。 会期を延長してまでTPP協定を批准する安倍政権の姿勢は、国民に大きな害悪をもたらします。今TPP協定に突き進めば、譲歩した内容が最低基準となって、今後の2国間交渉でさらなる譲歩が迫られる危険性があります。 本年10月末に実施した共同通信社の世論調査では、「今国会で成立させるべきだ」が17.7%だったのに対し、「今国会にこだわらず慎重に審議するべきだ」は66.5%で、国民の多数はTPP協定についての説明と慎重審議を望んでいました。 TPP協定は、関税撤廃によって農林水産業に打撃を与え、食の安全・安心を守る基準、公的医療保険制度、保健・医療、金融などの制度変更を余儀なくされ、国家の上に企業を置くISDS条項により国家の主権やその命運に重大な影響を及ぼします。 国民の権利や義務にも直接かかわる問題について、国会での審議を短時間で終わらせ、国民への説明も不十分のまま批准することは、日本の将来に禍根を残します。 よって、本議会は国に対し、国民の理解が得られていない環太平洋パートナーシップ(TPP)協定からの撤退を強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年12月19日 佐 倉 市 議 会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 宛 農林水産大臣 経済産業大臣 |