発議案番号 | 発議案第3号 | 提出者 | 櫻井道明 清宮誠 中村孝治 山口文明 川名部実 村田穣史 石渡康郎 爲田浩 平野裕子 高木大輔 森野正 岡村芳樹 小須田稔 久野妙子 敷根文裕 伊藤壽子 萩原陽子 橋岡協美 藤崎良次 冨塚忠雄 望月圧子 |
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議決年月日 | 平成28年3月22日 | 結果 | 原案可決 |
佐倉図書館は、昭和58年の開設以来、周辺地域のみならず、本市の社会教育拠点として、その役割を担ってきた公共施設と理解しております。 当該建物は、昭和31年に建設された旧佐倉郵便局の後利用として、市が活用してきたものであり、今年で築60年が経過することから、その耐震度も低く、市民が利用する施設として適切な状況にはないものと認識せざるを得ません。当図書館開設後、志津図書館や佐倉南図書館、志津図書館志津分館や臼井公民館図書室など、市内における図書館機能が拡充されてきたことに鑑みれば、佐倉図書館も老朽化対策のみならず、新たな複合施設的な役割をも果たすべき状況に変化してきていると言えます。 首都圏直下型の地震が心配される中、老朽化した施設は、人命にも係わる重大な問題であり、その建替えは待ったなしの状態と考えます。 また、2020年の東京オリンピックに向け、選手団や外国人観光客の誘致合戦が激化する中、『日本』を感じることのできる城下町の再生は、まちの活性化にも寄与するものと考えます。 以上のことを踏まえ、佐倉図書館として有するべき機能を精査し、その早期建替えを要請するとともに、本市の社会教育環境の拡充はもとより、『歴史のまち』を象徴する旧城下町の保全や、交流人口の確保に資するなど、新町等旧佐倉地区の活性化にも資する拠点施設となるよう、併せて求めます。 『まち』・『ひと』・『しごと』の地域活性化の手法が脚光を浴びはじめている中で、佐倉図書館の建替え等を核として、地域再生に向けた取り組みを強く要望します。 以上、意見書を提出する。 平成28年3月22日 佐 倉 市 議 会 佐倉市長 宛 |