発議案番号 | 発議案第4号 | 提出者 | 藤崎良次 萩原陽子 伊藤壽子 冨塚忠雄 |
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議決年月日 | 平成27年9月24日 | 結果 | 否決 |
発議案第4号 安全保障関連法に反対する意見書 現在、第189国会が開かれており、これまでに「安全保障関連法」は衆議院で可決され、参議院に送られ参議院で審議されておりました。これまでの審議において、「安全保障関連法」の内容が国民によく理解されてきました。 その内容とは、この法によって我が国の自衛隊は、集団的自衛権を限定的に行使すると言いながら、出動範囲に地理的な限度はなく、後方支援と言いながらミサイルや核兵器の提供も法理上可能であることが判明しました。 第二次大戦において我が国は300万人以上の死者を出し、筆舌に尽くしがたい苦しみを経験しました。その他の国も多くの死者を出し、各国民は多くの犠牲を強いられました。 安倍首相は、8月15日の戦没者追悼式の式辞において、「戦後70年にあたり、戦争の惨禍を決して繰り返さない、そして、今を生きる世代、明日を生きる世代のために、国の未来を切り開いてゆく、そのことをお誓いいたします。」と述べています。 このように、戦争の惨禍を二度と繰り返してはなりません。 しかし、「安全保障関連法」は、前述のごとく、極めて危険な法であり、とても容認することはできません。 よって、本市議会は、次記事項につき意見書を提出するものである。 記 「安全保障関連法」に強く反対する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成27年9月24日 佐 倉 市 議 会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 宛 防衛大臣 外務大臣 |