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発議案番号 | 発議案第5号 | 提出者 | 五十嵐智美 上ノ山博夫 村田穣史 伊藤壽子 冨塚忠雄 萩原陽子 |
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議決年月日 | 平成23年10月3日 | 結果 | 否決 |
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(「再生可能エネルギー買取特措法」、以下特措法)が、八月二十六日、参議院本会議で全会一致で可決・成立した。福島第一原発の大事故により、原発に過剰に依存したエネルギー政策の見直しは国民的合意になりつつある。エネルギー利用・政策を持続可能なものへと大きく転換していくために、再生可能エネルギーを普及・拡大させる本特措法の成立は、重要な里程標となることが期待される。 買取価格を「電源種・規模ごとによる設定」としたことで、地域ごとの適切なエネルギーの選択や促進が可能となった。また、その決定については第三者的な「調達価格等算定委員会」の設置と国会や他省庁の関与が定められるなど、評価される点も多い。 しかしながら、電気料金への転嫁額(=賦課金)を一キロワット/時あたり0・五円以内に収める、事実上の上限が設定されることが予定されており、買い取り価格を安くするか、買い取る量を抑えることが必定とみられる。これでは再生エネルギー事業へのインセンティヴを大きく削ぐ結果となり、現在約二・九%に過ぎない再生エネルギーの大幅な普及はおぼつかない。また、軽減対象となる産業の具体的な線引きや軽減幅等、重要な問題について政省令に委ねるものが多いなど、実効性については大いに危惧される。 従って、来年七月の施行までに、本特措法の実効性を確保するために次の事項を求めるものである。 一.「脱原発」の実現にむけた再生可能エネルギーの導入目標を明示すること 二.賦課金上限の設定によって効果を限定しないよう、投資回収が見込める適切な買取価格と期間を設定すること 三.産業向けの負担軽減措置の悪用を防止すること 四.買取義務や優先接続義務に関する例外規定の乱用を防ぐこと 五.再生可能エネルギーを推進するための周辺の制度・規制の整備を進めること 平成二十三年十月三日 佐 倉 市 議 会 内閣総理大臣 経済産業大臣 宛 文部科学大臣 |