受理年月日 | 平成20年11月25日 | 受理番号 | 請願第21号 |
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委員会付託日 | 平成20年12月8日 | 付託委員会 | 総務 |
委員会審査日 | 平成20年12月15日 | 委員会審査結果 | 不採択 賛成少数 |
議決年月日 | 平成20年12月22日 | 議決結果 | 不採択 起立少数 |
紹介議員 | 兒玉正直 藤崎良次 勝田治子 入江晶子 |
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国民合意の医療保険制度確立のため、後期高齢者医療制度の廃止を含む抜本的な見直しを求める意見書採択の請願 【請願趣旨】 本年4月1日に施行された後期高齢者医療制度は、実施前から政府・与党みずから修正と見直しを繰り返し現在に至っています。去る9月19日深夜のテレビ報道で舛添厚生労働大臣は、この制度の問題点をあげ「抜本的」見直しの必要性を表明しました。しかし、麻生内閣に留任するや部分的な手直しに終始する言動を繰り返しています。 大臣があげた「問題点」は私たちが以前から指摘してきたものです。この制度は、@75歳で区切りA保険料を年金から天引きしB世代間の反目を増大させるほか、多くの専門家が指摘するように、基本的人権や生存権など憲法に抵触するほか、国民連帯という国民皆保険・社会保険制度の根本理念・原則に反するもので、世界に例を見ない制度と言わねばなりません。さらに、従前の老人保健制度の方がより理念的かつ実務的に優れているとして、立場の違いをこえて不評や不安・怒りが沸騰したのは当然の成り行きと言えます。 真に生命の尊厳・長生きを尊ぶ医療制度、現役世代が安心して働ける保険制度の確立にむけ、今こそ国民的な合意を図るべきです。そのために、市民や高齢者の思いや感情を一方的に無視した、問題の多い後期高齢者医療制度は、財源の在り方を含め全面的な論議を深め、いったん廃止するか抜本的に見直す段階に来ていると考えるものです。 以上の趣旨により、下記事項について佐倉市議会が、関係機関に対し意見書を提出していただけるよう請願いたします。 【請願事項】 1,国民的合意による誰でも安心して受けられる医療保険制度確立のために、後期高齢者医療制度の廃止を含む抜本的な見直しを国に求めること。 |