受理年月日 | 平成19年11月26日 | 受理番号 | 請願第9号 |
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委員会付託日 | 平成19年12月10日 | 付託委員会 | 文教福祉 |
委員会審査日 | 平成19年12月17日 | 委員会審査結果 | 採択 全員賛成 |
議決年月日 | 平成19年12月21日 | 議決結果 | 採択 起立多数 |
紹介議員 | 柏木惠子 平野裕子 |
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妊婦健康診査の無料化を求める請願 [請願の趣旨] 妊娠中の健康管理は安心して妊娠、分娩をするための出産の基礎となるもので、健康診査を受けることは、異常を早く発見し適切な処置を受けることに役立ちます。 妊娠初期より妊娠23週(第6月末)まで4週間に1回、妊娠24週(第7月)より妊娠35週(第9月末)まで2週間に1回、妊娠36週(第10月)以降分娩まで1週間に1回、平均で14回の健診を受けます。 1回に付き4,000円から6,000円の費用がかかります。平均的な健診費用は、一人当り出産までに約12万円程度かかり、費用の負担は大変です。 しかし、出産までの妊婦健康診査が公費負担によって無料化されているのは、佐倉市では前期(19週まで)と、後期(20週以降)の2回だけです。景気が少し回復したとは言え、まだまだ、思うように定期健診を受けられない若いお母さんもいます。そのため、妊娠中の異常を見つけられず、ハイリスクな出産につながり、その後の子育てにも悪影響がつながりかねません。 最近、妊娠中の健診を受けずいきなり病院に来て出産を望むケースが多いと聞きます。無料健診の回数増は、安全に出産できるだけでなく、妊婦がかかりつけ医を持つという効果も期待できるとも言われています。 厚生労働省は本年1月、財政措置とともに5回程度に拡大することが望ましい旨を示しました。これを受け、全国で公費負担の受診回数が増えています。千葉県では妊婦健康診査を県下統一して実施していますが、公費負担の回数や給付の方法などは、実施主体である市区町村が決めるとされています。 佐倉市は、公費負担を拡大し、全ての妊婦健康診査を無料にしていただくことをお願いします。 [請願事項] 1.佐倉市は、来年度から無料健診回数を2回から5回以上に増やし、早い時期に出産時までの妊婦健康診査(平均14回)を全て無料にして下さい。 |