発議案番号 | 発議案第4号 | 提出者 | 冨塚忠雄 藤崎良次 入江晶子 兒玉正直 |
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議決年月日 | 平成20年9月30日 | 結果 | 否決 |
「骨太の方針〇八」や来年度予算概算要求基準で政府は社会保障費の伸びを二千二百億円抑制することを決めている。これは社会保障の充実を求める国民の声を無視するばかりか、二〇〇二年度の三千億円抑制が始まって以来、次年度以降毎年二千二百億円の抑制を続けたことによって介護や医療制度等がしわ寄せを受けている制度の傷をさらに深めるものとなるものである。また、このことによって社会保障制度への国民の信頼がいっそう損なわれ、制度破綻と社会不安が亢進しかねない。 経済大国である日本はその豊かな経済を国民の福祉充実に振り向ける政策転換を、応能負担に基づく税制改革を基礎として行い、国民の政治に対する希望と信頼を取り戻すべきである。 よって本市議会は、来年度の社会保障費の伸び抑制方針を撤回するよう強く求めるものである。 右、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出するものである。 平成二十年九月三十日 佐 倉 市 議 会 内閣総理大臣 財務大臣 宛 厚生労働大臣 |