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陳情第19号 「公民館有料化」の延期・再検討とだれでも公平・自由に安心して利用できる市民の公民館の在り方を保障することの陳情

受理年月日 平成30年5月28日 受理番号 陳情第19号
委員会付託日 平成30年6月11日 付託委員会 文教福祉
委員会審査日 平成30年6月19日 審査結果 不採択
賛成少数
議決年月日 平成30年6月25日 議決結果 不採択
起立少数
陳情第19号
  「公民館有料化」の延期・再検討とだれでも公平・自由に安心して利用できる市民の公民館の在り方を保障することの陳情

【要旨】
 佐倉市民の誰でもが公平に自由に安心して公民館の利用と活動・事業に参加できる態勢を壊しかねない、公民館の本質にふれることのないまま利用者に強制負担感と、貸部屋基準の押しつけによる「有料化」は再検討してください。これまでの実績にたつ住民自治の心が生きる、市民の公民館活動・事業の発展方向を、行政・議会・市民でともに究明するとともに、現在各公民館で発生し、今後も生じかねない利用者の困難等を早急に把握し、その解決をはかってください。

1 新しい魅力ある佐倉のまちづくり、ひとづくりのため、人権を大事に住民・市民の創意と意欲を活かした公民館活動をひろげること。
2 地域・市民団体・サークルなどの多様な活動を促進し、誰もが自由・公平・自主参加ができる公民館運営をおこなうこと。
3 「有料化」で経済格差による公民館利用の不平等を発生させず、暮らしの実情、サークルの大小などにかかわりなく、全ての市民が前向きに安心して公民館利用ができる保障をはかること。
4 高齢者の福祉・健康・学習・独居−孤立化予防・情報交換−交流などの促進に、公民館活動と関係行政機関等との連携を深め、地域で最も公民館に親しむ高齢者層に特段の配慮を行うこと。

【理由】
  「佐倉市立公民館は、市民の学びの場、地域づくりの拠点として重要な学習施設」とされ、今日、市民にとっても社会教育と暮らしのオアシスになっています。「有料化」は、まちがいなく経済的圧迫で公民館の出入りに制約を受ける人々を発生し、差別になりかねません。また学びに対価をとるのは法制の趣旨から原則的な矛盾になります。
 条例の施行日の直前で、依然として、行政による市民が納得する合理的理由の説明が欠落・不足の状況です。

 魅力のある公民館活動の充実・発展こそ、住みやすいまちづくりの展望を拓きます。いま直面する「公民館の在り方」についての根本問題を市議会・行政・市民間において充分討論し、切実な事項の積極的な解決がはかられることを願い、陳情提出の理由とします。
                                                               以 上
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