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議案名

陳情第18号 公立学童保育料見直し(値上げ)に反対する陳情書

受理日

受理日:平成24年8月20日

付託委員会


付託委員会:文教福祉
付託日:平成24年8月27日
審査日:平成24年9月11日
審査結果:不採択(可否同数)

本会議議決結果

議決日:平成24年9月24日
議決結果:不採択(起立少数)

内容

【要旨】
 佐倉市の公立学童保育料の見直し(値上げ)をすることなく、安心して子どもを学童保育に預けられるよう、学童保育のさらなる拡充を求めます。

【理由】
 この度、学童保育所を利用している保護者を対象とした「佐倉市立保育園等の在り方に関する基本方針」(以下基本方針)の説明会のなかで、学童保育料見直しの計画が出されました。
 公立と民間の保育料の格差是正、受益と負担の適正化等として、基本料金の1,000円値上げと、延長料金を導入し、従来一律月6,000円だった利用料が最大(8月に早朝7時から夜間19時までの利用の場合)12,000円にまで値上げするとの内容でした。
 利用料の値上げ、また、延長保育料の導入は、当然保護者の家計を圧迫し、親が不在であっても子どもを学童保育に預けず、家で留守番をさせるという選択につながりかねません。また、一律の利用料金だからこそ子育てに対する安心感を保ちながら仕事を続けることができているのです。
 こうした保護者の願い、また、現場の実情にそぐわない延長料金設定に対する批判は説明会のなかでも相次いで出されています。
 市は、「基本方針」は保育の充実のためと説明しますが、こうした点から、今回の公立学童保育料の見直しは、その趣旨に反するものです。
 よって、子育てしやすい町であるかどうかのひとつの指標ともなる学童保育の利用料については、見直しをすることなく公的責任において学童保育のさらなる整備・拡充をすすめていただきますようお願いします。

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