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市長提出議案

詳細情報

議案名

議案第1号 平成二十年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定について

委員会審査結果

付託委員会:決算審査
審査日:平成21年9月28日
審査結果:認定(賛成多数)

本会議議決結果

議決日:平成21年9月30日
議決結果:認定(起立多数)

議案の概要

 議案第1号「平成20年度佐倉市一般会計歳入歳出決算」は、歳入決算額382億6309万8582円に対し、 歳出決算額は、370億1038万5544円でありまして、差引残額12億5271万3038円のうち、継続費逓次繰越額、繰越明許費繰越額、事故繰越し繰越額を除いた実質収支額は、7億6976万4038円となりました。
はじめに歳入決算の概要を申し上げます。
 歳入決算の総額は、平成19年度と比較いたしますと、2.4パーセントの減、金額にして9億5687万99円の減であります。
 このうち、財政調整基金から繰り入れた額を除いた実質的な歳入の額は、380億8110万8582円でありまして、平成19年度と比較いたしますと、0.6パーセントの減、金額にして2億3886万99円の減となっております。
 主な歳入科目について申し上げますと、 市税収入は、254億5334万2047円であります。これは、固定資産税の新築家屋分の増額などによりまして、平成19年度と比較いたしますと、1.7パーセントの増、金額にして4億1819万1206円の増となりました。
 一方、地方譲与税は、5億5495万3000円でありまして、地方道路譲与税の減額などにより平成19年度と比較いたしますと、3.9パーセントの減であります。
 地方特例交付金は、3億2264万3000円でありまして、個人住民税の住宅借入金等特別税額控除の減収を補てんする「減収補てん特例交付金」の新設に伴い、平成19年度と比較いたしますと、96パーセントの増となりました。
 地方交付税は、1億8400万円でありまして、平成19年度に続き普通交付税は不交付団体となったことから、特別交付税のみの収入でありましたが、平成19年度と比較いたしますと、1.1パーセントの増となりました。
 国庫支出金は、31億2952万605円でありまして、平成19年度と比較いたしますと、7.4パーセントの増となりました。
 県支出金は、17億7342万5031円でありまして、平成19年度と比較いたしますと、3.4パーセントの増となりました。
 市債は、15億6770万円でありまして、建設事業などに係る借入の減少により、平成19年度と比較いたしますと、26.8パーセントの減であります。
 次に、歳出決算の概要を申し上げます。
 歳出決算の総額は、平成19年度と比較いたしますと、2.5パーセントの減であります。
 目的別に歳出の主なものを申し上げますと、 総務費は、財政調整基金への積立ての減、選挙費の減などにより、平成19年度と比較いたしますと、14.3パーセントの減であります。
 民生費は、108億7705万5647円であり、後期高齢者医療費の新設、児童手当及び障害者福祉関係給付の増、保育園入所委託費の増などにより、平成19年度と比較いたしますと、1.1パーセントの増となりました。
 衛生費は、ごみ収集運搬費及び石綿セメント管更新事業出資金の減などにより、平成19年度と比較いたしますと、5.1パーセントの減であります。
 土木費は、下水道特別会計繰出金の減などにより、平成19年度と比較いたしますと、7.5パーセントの減であります。
 教育費は、佐倉中学校校舎改築及び弥富公民館の整備、土地開発基金からのスポーツ等多目的施設用地買戻しなどにより、平成19年度に比較いたしますと、11.7パーセントの増となりました。
 公債費は、臨時財政対策債償還金、減税補てん債償還金の増により、平成19年度と比較いたしますと、0.5パーセントの増となりました。
 以上、平成20年度一般会計歳入歳出決算の概要を申し上げました。
 歳入全般としては減少傾向で依然として厳しい財政状況にありましたが、集中改革プランなどによる経常的経費の見直し等により収支の均衡を図りつつ、乳幼児医療対策事業の拡充、平成19年度に引き続き学童保育所の拡充整備、弥富公民館の整備など、「ふるさと佐倉づくり」を進めることができたと考えております。

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