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市長提出議案

詳細情報

議案名

議案第1号 平成二十年度佐倉市一般会計予算

委員会審査結果

付託委員会:予算審査
審査日:平成20年3月5日
審査結果:原案可決(賛成多数)

本会議議決結果

議決日:平成20年3月14日
議決結果:原案可決(起立多数)

議案の概要

議案第1号は、平成20年度佐倉市一般会計予算であります。
 歳入予算のうち、市税収入は、249億4829万8000円を見込んでおりますが、これは、前年度比0.2パーセント増のほぼ同額となっております。
 地方交付税は、引き続き普通交付税の不交付が見込まれ、特別交付税についても普通交付税不交付団体に対する特別交付税の交付額見直しにより、前年度と比較し、大幅減の5100万円と見込んでおります。
 地方特例交付金は、前年度に比較し、7390万円の増を見込んでおりますが、これは、住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う市税の減収補てん分として、減収補てん特例交付金が交付されることなどによるものであります。
 国庫支出金は、前年度比8.8パーセントに相当する
2億6381万5000円を増加し、32億4796万3000円を見込んでおりますが、その増加の要因は、生活保護費、保育園費などの支出増に伴うものであります。
 県支出金は、前年度比24パーセントに相当する
3億7913万2000円を増加し、19億6045万7000円を見込んでおりますが、
増加の主な原因は、平成19年に実施された所得税から住民税への税源移譲により調整すべき所得税額がなく平成19年度住民税のみが増加した方に対し、納付済みの平成19年度住民税から増加分を還付することに伴い、平成20年度に限り発生する県税徴収委託金の増額並びに後期高齢者医療制度創設に伴う保険基盤安定拠出金の増加などであります。
 繰入金は、財源対策として財政調整基金から10億円の繰入れを計上いたしました。
 市債は、18億8860万円を計上いたしておりますが、これは、前年度比22.6パーセントに相当する5億5225万円の減少であります。
 以上申し上げましたとおり、歳入予算については、一般財源のみならず、総額においても、大幅な増加は見込めない厳しい状況であります。
 次に、歳出予算について申し上げます。
 歳出中で、構成比の高いものとしては、民生費の30.7パーセント、次いで、総務費の15.1パーセント、教育費の14.1パーセントとなっております。
 予算額で申し上げますと、民生費は、前年度比10.8パーセントに相当する11億3210万8000円が増加し、
116億3203万5000円であります。これは、国民健康保険特別会計への繰出しの増、私立保育園の新設及び定員拡大に伴う保育所入所委託費の増、生活保護や介護保険等の給付に伴う増、後期高齢者医療制度の導入に伴う増加などであります。
 総務費は、前年度比0.3パーセントに相当する1582万円が減少し、57億1070万4000円であります。これは、職員人件費等は減少したものの、平成20年度に限り実施される税源移譲に伴う税の払戻費の増加が相殺した形となっております。なお、職員人件費については、一般会計全体で4億円以上の減額となっております。
 教育費は、前年度比9.9パーセントに相当する
5億8830万2000円が減少し、53億4249万8000円であります。これは、井野長割遺跡用地購入の完了による減少であります。
 土木費は、水道事業に伴う舗装復旧工事の減少、下水道事業特別会計への繰出等の減少により、前年度比7.8パーセントの減となっております。
 次に、債務負担行為につきましては、ホスト電算システム共同運用管理業務委託など9件について、債務負担行為を設定いたそうとするものであります。
 地方債につきましては、臨時財政対策債など8件についての起債であります。
 なお、財政資金の一時的な不足に対応するための一時借入金につきましては、その最高額を20億円にいたしております。

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