議案第3号 平成十七年度佐倉市一般会計歳入歳出決算認定について
付託委員会:決算審査
審査日:平成18年9月26日
審査結果:認定(賛成多数)
議決日:平成18年9月29日
議決結果:認定(起立多数)
平成17年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の結果は、歳入決算額386億4975万1699円に対し、
歳出決算額は368億3403万9995円であり、
差引残額18億1571万1704円は、全額、平成18年度へ繰越しをいたしました。
このうち、継続費逓次繰越額は348万円、
繰越明許費繰越額は7389万5000円であり、
実質収支額は17億3833万6704円であります。
歳入決算額を前年度と比較いたしますと、15.2パーセントの減少となりましたが、平成16年度決算においては平成7年度及び8年度に借り入れた減税補てん債43億5630万円の一括借換額が含まれておりますので、これを除いた実質的な歳入の比較では6.2パーセントの減となります。
主なものは、市税収入が232億126万1985円であり、前年度と比較いたしますと1.6パーセント、3億5569万9022円の増となりました。
国庫支出金は29億8213万33円で、対前年度比9.2パーセントの減、
地方債は25億3954万円で、対前年度比69.8パーセントの減となりました。この大幅な減少は、先に申し上げた減税補てん債の一括借換えによるものであります。
地方交付税につきましては、対前年度比43.0パーセントの減、
臨時財政対策債につきましても、対前年度比23.2パーセントの減となっております。
一方、歳出決算額を前年度と比較いたしますと、16.4パーセントの減となりました。これも歳入と同様、平成16年度決算における減税補てん債借換返済額が比較減少の大きな要因であり、これを除いた実質的な歳出の比較では7.3パーセントの減であります。
主なものは、
総務費が、財政調整基金への積立ての増などにより、対前年度比6.7パーセントの増、
民生費は、扶助費、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計への繰出しの増などにより、対前年度比4.8パーセントの増、
衛生費は、国立病院の統廃合に伴う後医療対策事業の減等により、対前年度比
7.2パーセントの減、
土木費は、市営大蛇住宅第1期工事の終了等により、対前年度比40.8パーセントの減となりました。
また、教育費は、経常的経費の見直しに伴う物件費などの減により、対前年度比4.6パーセントの減となりました。