議案第1号 平成29年度佐倉市一般会計歳入歳出決算の認定について
付託委員会:決算審査
審査日:平成30年9月18日
審査結果:認定(賛成多数)
議決日:平成30年9月26日
議決結果:認定(起立多数)
歳入決算額485億9,986万2,730円に対し、歳出決算額は463億4,850万4,420円であり、差引残額22億5,135万8,310円のうち、継続費逓次繰越額、繰越明許費繰越額を除いた実質収支額は20億4,240万9,310円。
【歳入決算概要】
歳入決算の総額を平成28年度と比較すると2.4パーセントの増、金額にして11億6,011万467円の増。
(主な歳入)
市税収入は242億2,028万6,718円で、市民税や固定資産税などが増加したことにより、平成28年度と比較すると1.2パーセントの増、金額にして2億9,202万6,968円の増。
地方譲与税などの各種交付金については、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金などが増額となったことから、平成28年度と比較すると、10パーセントの増、金額にして 3億4,988万3,462円の増。一方、地方交付税については、普通交付税の算定誤りに伴う過年度返還金と相殺したことにより、14億9,486万9,000円の減、率にして72.2パーセントの減。
国庫支出金は、障害者福祉関係及び児童福祉関係は増額となったが、臨時福祉給付金の支給が終了したことにより大きく減額となったことなどから、平成28年度と比較すると、 1.1パーセントの減、金額にして8,253万8,431円の減。
市債については、防災施設整備事業債が減となったが、佐倉草ぶえの丘耐震補強等事業債の増などにより、平成28年度と比較すると、6.3パーセントの増、金額にして1億4,160万円の増。
【歳出決算概要】
歳出決算の総額を平成28年度と比較すると 1.4パーセントの増、金額にして6億2,765万7,395円の増。
(主な歳出)
総務費は、60億4,242万8,461円であり、本庁舎保全事業、防災施設整備事業などの減額などにより、平成28年度と比較すると、9.6パーセントの減、金額にして6億4,023万9,961円の減。
民生費は、188億2,465万9,128円であり、臨時福祉給付金等支給事業などが終了したことにより減額となったが、障害者介護給付事業、保育所入所委託等事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較すると、0.2パーセントの増、金額にして3,754万3,261円の増。
農林水産業費は、9億5,240万2,369円であり、佐倉草ぶえの丘整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較すると、105.8パーセントの増、金額にして4億8,958万1,381円の増。
商工費は、4億8,405万9,664円であり、観光施設整備事業が減少したことなどから、平成28年度と比較すると 4.2パーセントの減、金額にして2,125万1,532円の減。
土木費は、40億8,534万6,415円であり、調整池改修事業、井野・酒々井線外1路線道路改良事業、岩名運動公園拡張整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較すると、3.4パーセントの増、金額にして1億3,441万3,626円の増。
教育費は、55億9,976万2,577円であり、小学校施設改築・改造事業、市民音楽ホール整備事業が増額となったことなどから、平成28年度と比較すると、8.8パーセントの増、金額にして4億5,231万9,933円の増。
公債費は、31億4,421万9,319円であり、借入金の利子は減少となったが、元金が増額となったことにより、平成28年度と比較すると 0.4パーセントの増、金額にして 1,283万4,466円の増。