議案第1号 平成26年度佐倉市一般会計予算
付託委員会:予算審査
審査日:平成26年3月17日
審査結果:原案可決(賛成多数)
議決日:平成26年3月25日
議決結果:原案可決(起立多数)
議案第1号、平成26年度佐倉市一般会計予算は、歳入歳出それぞれ、473億4,400万円を計上。前年度比11.8パーセント、金額で49億9,700万円の増。
【歳入概要】
市税収入は、236億5,116万4,000円を計上。前年度と比較すると1.2%、金額で2億6,938万6,000円の増。これは、景気の回復基調により、法人市民税の増加が見込めることや、大型マンションの完成など新築家屋の増加などにより固定資産税が、前年度と比べ増加する見込みとなったことによるもの。
国、県からの交付金などについては、消費税率の引上げに伴う地方消費税交付金の増加などにより3億7,500万円の増加を見込んでいる。
地方交付税は、国の地方財政対策を踏まえて、普通交付税、特別交付税を合わせて21億円を計上。
国庫支出金は、小中学校の耐震補強事業の増加や、消費税率の引上げに伴う臨時福祉給付金支給事業費補助金などを計上したことから、前年度比26.1%増の71億6,526万9,000円を見込んでいる。
県支出金は、公立保育園民営化に伴う安心こども基金事業費補助金などにより前年度比6.3%増の26億6,298万7,000円を見込んでいる。
繰入金は、財源対策として、財政調整基金からの繰り入れなど前年度比70.6%、金額にして13億1,930万9,000円増の31億8,925万3,000円を計上。
市債は、45億340万円で、前年度比50.4%増。これは、本庁舎及び小中学校の耐震補強事業債や志津公民館整備事業債などの増によるもの。
【歳出概要】
歳出中で構成比の高いものとしては、民生費の37.4%、次いで教育費の17.3%、総務費の12.6%。
民生費は、177億2,484万円で、前年度比10.9%の増、金額にすると17億3,889万1,000円の増加。これは、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計への繰出金の増加などのほか、消費税率の引上げに伴う臨時福祉給付金支給事業などによるもの。
教育費は、81億8,792万6,000円で、前年度と比較すると54.6%の増。これは、全ての小中学校の耐震化を平成27年度までに完了させるため事業費が増加していることや、志津公民館整備、佐倉小学校給食室の大規模改修などによるもの。
総務費は、59億8,340万6,000円で、前年度と比較すると5.2%の増。これは、本庁舎の耐震補強工事や志津駅南口自転車駐車場の耐震工事などによるもの。
土木費は、35億8,369万2,000円で、前年度と比較すると11.4%の増。これは、勝田台・長熊線の志津霊園区間の開通に向けて建設工事を計上したこと、長嶋茂雄記念岩名球場の整備に着手したことなどのほか幹線道路等の整備によるもの。
継続費は、本庁舎保全事業など14件を設定しようとするもの。
債務負担行為は、職員健康管理システム賃借料など37件を設定しようとするもの。
地方債は、臨時財政対策債など26件について地方債を起こそうとするもの。
財政資金の一時的な不足に対応するための一時借入金は、その最高額を20億円とした。