請願第8号 妊産婦健康診査の無料受診回数をふやすことを求める請願
受理日:平成19年11月22日
付託委員会:文教福祉
付託日:平成19年12月10日
審査日:平成19年12月17日
審査結果:採択(全員賛成)
議決日:平成19年12月21日
議決結果:採択(起立多数)
萩原陽子
藤崎良次
工藤啓子
勝田治子
桐生政広
【請願趣旨】
妊産婦の健康診査は妊娠中の母体や胎児の健康のためには欠かせないものです。
「妊娠は病気ではない」と言われますが、何が起こるかわからないのも妊娠や出産です。
そのために、きめ細かな検診や健康相談は欠かせません。しかし、一回約5000円、検査などをすると1万から1万5千円程度の費用がかかり、出産までに平均14回も受診すると大変な出費になります。経済的な理由で受診を控えてしまう妊婦もおり、検査費用の助成や無料化は必要です。
厚生労働省は19年1月、自治体の母子保健主管部への「妊婦健康診査の公費負担の望ましいあり方」の中で、公費負担は14回程度行われることが望ましい。また、財政状況を考えて最低でも5回は公費負担で、と述べております。これを受けて全国で公費負担の受診回数が増えています。しかし、佐倉市は依然として2回だけです。東京台東区では14回も無料です。県内でも横芝光町や我孫子市ではいち早く公費負担を増やしています。
妊娠中から「安心子育ては佐倉市で」を実現するために、佐倉市においても急いで公費負担の回数をふやしてください。
【請願事項】
1.妊産婦健康診査の受診を無料にしてください。
2.最低でも5回以上は無料で受けられるようにしてください。