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議案名

請願第17号 国の2030年エネルギー基本計画改定に関する請願

受理日

受理日:令和3年5月28日

付託委員会


付託委員会:経済環境
付託日:令和3年6月14日
審査日:令和3年6月23日
審査結果:不採択(賛成少数)

本会議議決結果

議決日:令和3年6月28日
議決結果:不採択
採決状況:賛成8人、反対19人

紹介議員

五十嵐智美
松島梢
川口絵未
萩原陽子
木崎俊行
稲田敏昭
藤崎良次

内容

[請願趣旨]
 私たち生活クラブ生活協同組合・千葉は、県内に約44,000世帯(佐倉市に1,846世帯)の組合員が所属する消費生活協同組合です。1都1道2府17県で活動する33の生協で生活クラブ事業連合を組み、人間が人間らしく自然と共生して持続的に生きていくために「食料」「エネルギー」「ケア」の自給ネットワークづくりをすすめています。その中のエネルギー政策においては「脱原発」「エネルギー自治」「CO₂削減」を基本とし、エネルギーを「減らす・つくる・つかう」活動と事業を進めています。 
 2021年3月に東京電力兜沒第一原子力発電所事故から10年の節目を迎えました。事故の収束も未だ見えず、巨大なリスクを抱える原子力発電は廃止すべきと考えます。また温室効果ガスを大量に排出する石炭火力発電の温存政策は、持続可能な脱炭素社会に逆行するものです。
 2050年カーボンニュートラルの実現の鍵は、エネルギーの効率化と共に再生可能エネルギーの大幅な拡大をいち早く進める事です。エネルギー政策の基本は地域です。第2次佐倉市環境基本計画に「地球環境に配慮したくらしを実践するまち」を掲げる佐倉市は、国を動かしていく役割があると期待します。

[請願項目]
 2030年エネルギー基本計画改定に関する意見書を国に提出してください。

1. 国は、次期エネルギー基本計画で、2030年度の再生可能エネルギー電力目標を60%以上、2050年度は100%としてください。
2. 国は、巨大なリスクを抱える原子力発電は廃止し、温室効果ガスの排出源である石炭火力発電は段階的に2050年までに廃止してください。
3. 国は、脱炭素社会に向けて、再生可能エネルギーを強力に推進する政策への転換を早急に進めてください。

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