請願第13号 新佐倉図書館建設を中止し、予算をコロナ対策に充てること 近隣住民の被害を補償し、図書館計画を見直すよう求める請願書
受理日:令和3年2月15日
付託委員会:文教福祉
付託日:令和3年3月1日
審査日:令和3年3月9日
審査結果:不採択(賛成少数)
議決日:令和3年3月22日
議決結果:不採択
採決状況:賛成6人,反対21人
萩原陽子
五十嵐智美
川口絵未
木崎俊行
稲田敏昭
【請願趣旨】
市民の反対を押し切って始めた図書館建設工事によって、近隣住民は騒音、振動、破損に加え、営業にも被害を被っています。市はその苦痛の実態を把握し、温かい思いやりと補償が求められます。
また、第3波の新型コロナウイルス感染が急増し、市民の不安が広がる中で、暮らしと医療を守る市の対策が一層強化されるよう願っています。
今後もコロナに限らず新たなパンデミック現象が起こる可能性もあり、この影響は今後も長く続きます。想定外の災害の危険もあります。今、市政で最優先に取り組む事業は市民の不安と苦悩を取り除き、コロナ対策に力を注ぐことと考えます。
私たち「よりよい佐倉図書館が欲しい会」は、工事現場の近隣住民の不安を早急に取り除くとともに、コロナ対策に万全を期すことを求めています。現下の経済状況では、税収の減少も想定されます。今は、図書館建設のような大規模な事業は中断し、近隣住民への補償とコロナ対策に予算を充てるよう、強く願っています。
今後、新しい生活様式を続けることになることも考慮し、さまざまな災厄にも耐え、誰にも利用しやすい安心安全な図書館が求められます。改めて、広い用地を選定し計画を見直すよう、以下請願致します。
【請願事項】
1.新佐倉図書館建設を中止し、近隣住民への補償を行なうこと。
2.建設予算をPCR検査拡充と医療・介護等の支援に充て、市民の生活と健康を守ることを最優先とすること。
3.今後も「新しい生活様式」が日常となります。図書館においても同様です。図書館は狭くて暗く危険な地下ではなく、広い用地を選定し、地上に建設するよう検討し、計画を見直すことを求めます。
以上