発議案第11号 宇田実生子議員への高木大輔議長並びに櫻井道明議員の佐倉市議会議員政治倫理条例第3条第6号、第7号に反する行為に対する問責決議
宇田実生子
藤崎良次
萩原陽子
稲田敏昭
議決日:令和4年12月19日
議決結果:否決
採決状況:賛成10人、反対15人
佐倉市議会議員政治倫理条例 第3条(政治倫理基準)(6)「その地位を利用して嫌がらせをし、強制し、又は圧力をかける行為をしないこと。」、(7)「その他の人権侵害のおそれのある行為をしないこと。」とある。
去る12月7日(水)、宇田実生子議員の一般質問前の休憩時間に議長室において、高木大輔議長、敷根文裕副議長、櫻井道明議員、西田三十五市長のいる中で、宇田実生子議員が、最大会派さくら会幹事長櫻井道明議員から、左襟もとにつけていたクリスマスツリーのブローチを外すよう、強制された。宇田実生子議員は、「(同じブローチを)昨年も付けていた。規則(佐倉市議会提要)のどこに記載があるのか。外す理由がない。」などと、反論したが、櫻井道明議員は、「議会はそういうところではない。」などの合理的理由のない言動を威圧的に繰り返し発言した。宇田実生子議員は、自身の一般質問の時間が迫っていたことに加え、4人の男性のいる中で強制的にブローチを外されるのではないかと脅威を感じ、「議長が外せというのであれば、外す。」と言ったところ、櫻井道明議員に同調し高木大輔議長から、「ふさわしくないので外すように。」などの発言があったことから、不本意ながら、高木大輔議長の要求に従わざるを得なかった。
佐倉市議会提要のどの規則にも、ブローチをつけてはならない等の定めはない。閉ざされた議長室で男性4人の中で、宇田実生子議員が、ブローチを外せと櫻井道明議員から威圧的に言われ、高木大輔議長からも外すよう促されたことは、佐倉市議会議員政治倫理条例に反する行為である。
佐倉市議会議員政治倫理条例に反する行為は、看過できるものではなく、佐倉市議会の秩序を乱す行為であることから、高木大輔議長並びに櫻井道明議員に猛省を促すとともに、議員としての行動規範を自覚するよう強く求めるものである。
以上、決議する。
令和4年12月19日
佐 倉 市 議 会