陳情第5号 請願・陳情の採決理由を市議会ホームページ及び市議会だよりに掲載する ことを要望する陳情書
受理日:平成28年2月15日
付託委員会:議会運営
付託日:平成28年2月29日
審査日:平成28年3月11日
審査結果:不採択(賛成少数)
議決日:平成28年3月22日
議決結果:不採択(起立少数)
【要旨】
佐倉市議会ホームページから請願・陳情の議決結果を検索すると採択か不採択の結果のみが掲載されており、採決を行った議員各位がどのような意見、考え方に基づいて採決を行ったのか確認することが出来ない。市議会ホームページ及び市議会だよりに佐倉市議会としての採決理由を掲載することを要望する。
【理由】
請願・陳情は市民から市議会・市政に対する直接の切実な要望、意見である。
請願書・陳情書には要旨及び理由を記入して提出しているが、その議決結果が結果のみで理由が述べておらず、到底受け入れることは出来ない。
約3年ぶりに委員を選任して活動を再開した議会改革推進委員会ですることは改革推進であり、改革推進とは「今までのやり方を捨てて、大胆に構造を変えていくことを達成するように努めること」である。
議会を改革推進している市議会(宇都宮市・鹿児島市・鳥取市等)では市議会ホームページに採決理由を掲載している。二元代表制の一翼を担っている議会の改革は急務である。
委員会のインターネット中継がない状況では後ほど発言を確認する術が無く、一票を投じた議員の日頃の活動、考え方が分からない。また、今年1月から開始した市議会ホームページでの委員会議事録では掲載まで時間がかかりすぎる。
佐倉市議会は、市民の多様な意見を聴いた上で、佐倉市議会基本条例にもあるように積極的に情報発信をして、佐倉市議会ホームページ及び佐倉市議会だよりに佐倉市議会としての採決理由を多くの市民に知ってもらう為に、今回の定例会分から掲載することを要望する。