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議案名

陳情第37号 「地下水採取に関して千葉県環境保全条例の見直しを求める意見書」に関し佐 倉市議会主催の住民説明会・意見交換会等の開催を求める陳情書

受理日

受理日:平成26年11月17日

付託委員会


付託委員会:経済環境
付託日:平成26年12月1日
審査日:平成26年12月10日
審査結果:不採択(可否同数)

本会議議決結果

議決日:平成26年12月15日
議決結果:不採択(起立少数)

内容

【要 旨】
 「地下水採取に関して千葉県環境保全条例の見直しを求める意見書」に関し、佐倉市議会主催の住民説明会・意見交換会等の開催を求めます。

【理 由】
平成21年12月21日付佐倉市議会による千葉県知事宛「地下水採取に関して千葉県環境保全条例の見直しを求める意見書」は、まさに後述するように佐倉市民の意にそった発議であり的を得た行動と評価し、市議会のご尽力を多とします。ところで、県側の対応はいかがでしたでしょうか。本件意見書を具現化すべく尽力された議会として活動の経緯と現状を広く市民が理解することは非常に重要と考えます。 

佐倉市の地形と地質は地下に豊富な水脈を持つ帯水層を作っています。地表に雨として降った水は地中に浸透してなだらかな地層を長い時間をかけてゆっくり移動し、その間、地中のミネラル成分を溶かし込んで、飲料として良質な水となっていきます。
現在佐倉市の上水道の水源はこの地下水が約2/3、残りが表流水(利根川水系)となっていますが、利根川水系の水質は、トリハロメタンやカビ臭などの対策が通年的に必要であり、その対策に千葉県行政も苦慮していることはご存じのとおりです。(千葉県環境白書平成25年版他)
良質な地下水を飲料として利用できることは、地域住民の生活を豊かにし、健康を増進し、また佐倉という地域のイメージを高めることにおいても大変有効です。
一時期、地下水の採取特に工業用水としてのくみ上げ量の急増による地盤沈下が全国的な社会問題となりましたが、佐倉市における地下水の利用は、現状を維持する限り地盤沈下など環境上の問題はないことが県の調査研究で立証されています。(千葉県環境白書平成25年版他)
この市民にとり、極めて重要な問題について、市民と情報の共有、街の活性化へ向けて市民への説明会・意見交換会の可及的速やかな開催を求めます。(佐倉市議会基本条例 第1条、第3条、第7条)                          
以上

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