陳情第14号 子育て支援の充実を求める陳情
受理日：平成24年5月25日
付託委員会：文教福祉
付託日：平成24年6月4日
審査日：平成24年6月19日
審査結果：不採択(可否同数)
議決日：平成24年6月25日
議決結果：不採択(起立少数)
【陳情趣旨】
佐倉市は２０１２年（平成２４年）３月、「佐倉市保育園等の今後の在り方に関する基本方針（案）」を公表し、一部の公立保育園を民営化し、児童センター・学童保育所に指定管理者制度を導入するスケジュール等を明らかにしました。
しかし、こうした「民営化」に関して、今まで保護者や市民に説明はありませんでした。
保育園・児童センター・学童保育所は子どもたちが育つための大切な場所であり、「地域全体の保育水準の向上」「特別な配慮を必要とする子どもへの支援」「保育サービスのセーフティ・ネット」「関係機関との連携・協力」「地域の子育て支援」等の役割も担っています。
他の自治体では、民営化や指定管理者制度による企業参入によって弊害の起きた事例もあり、保育の質が担保される保障はありません。
未来を担う子ども達を豊かに育てるための「子育て支援」を自治体の役割と位置付け、財源を理由に民営化をすすめることなく、誰もが安心して子どもを生み育てられる「子育てしやすいまちづくり」に向けた子育て支援施策のさらなる拡充を求めます。
【陳情項目】
１．民営化先にありきの「佐倉市保育園等の在り方に関する基本方針（案）」の見直しを求
めます。
２．公立保育園・児童センター・学童保育所を地域の子育て支援の拠点として保護者や地域住民の願いに沿う形で充実してください。