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議員提出議案の詳細情報

発議案第3号 大学誘致に関する意見書

発議案番号 発議案第3号 提出者 中村孝治
森野正
冨塚忠雄
柏木惠子
議決年月日 平成24年12月17日 結果 原案可決
 第四次佐倉市総合計画の主要課題として、人口減少、少子高齢化への対応が挙げられているところであります。平成三十二年には、本市の生産年齢人口は現在よりも約一万六千人減少し、九万八千人程度となると推計し、扶助費の増大や市の活力そのものを減退させる要因となることから、この十年間に現在の人口及び生産年齢人口を減少させない施策を進めていく必要性があります。
 このような状況下、生産年齢人口、交流人口、定住人口の増加施策として、大学を誘致し、産官学の連携による、教育機能の促進と地域社会の高等教育機会の確保により、教育環境の整備をはかり、大学との連携による知見の共有、市民の生涯学習による地域活動の活性化、社会資本としての活用が考えられるところであります。
 本市と連携協定を結んだ学校法人順天堂は、江戸時代後期、佐藤泰然が近代医学の場を佐倉に設けた事に始まり『日新の医学、佐倉の林中より生ず』と今に語り継がれ、育まれた好学進取の精神は今日佐倉市の教育における指針の一つとなっているところであります。幸いにして、佐倉ゆかりの大学は順天堂大学、女子美術大学、津田塾大学、青山学院大学があり連携協定をはじめ今後の展開も期待するところであります。
 このような、佐倉市の強みを生かした大学誘致は佐倉市の発展はもとより、次世代に良質な資産の一つを引き継ぐことに繋がり、また大学誘致による生きた佐倉学をとおして、郷土佐倉に誇りを持ち、永年にわたって培われてきた伝統を継承し、新たな文化を創造するとともに、豊かな生き方のできる人材を育てる事が出来るものと考えます。
 よって、佐倉市の人口減少と少子高齢化への対応と高等教育環境の整備、経済振興の活性化と品格ある佐倉市に期するため、佐倉市として最善を尽くして順天堂大学を佐倉市に誘致して下さるよう要請するものであります。

 右、意見書を提出する。

平成二十四年十二月十七日

佐 倉 市 議 会

佐倉市長     宛

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