現在位置 :トップページ陳情の詳細情報 › 開かれた教科書採択および採択に当たっての留意を求める陳情書

陳情の詳細情報表示

陳情第1号 開かれた教科書採択および採択に当たっての留意を求める陳情書

受理年月日 平成27年6月8日 受理番号 陳情第1号
委員会付託日 平成27年6月22日 付託委員会 文教福祉
委員会審査日 平成27年6月30日 審査結果 不採択
賛成少数
議決年月日 平成27年7月7日 議決結果 不採択
起立少数
陳情第1号
  開かれた教科書採択および採択に当たっての留意を求める陳情書

【陳情趣旨】
 今年は中学校教科書採択の年にあたり、教科用図書印旛採択地区協議会が5月より開かれ、その後の調査を経て7月ごろには採択案が示されるとのことです。
 子どもたちが使用する教科書は、豊かな学びを保証するために、子どもの実態や地域の実情を反映したものであることが必要です。そのためには日々子どもたちに向き合っている教職員の意見を尊重した教科書を選ぶことが重要です。
 また、選定過程の透明性を担保するうえで、会議の公開は原則であり、多くは傍聴できるようになっており混乱など起こっていません。千葉県では県教育委員会の指導により8月31日までは情報を非公開としておりますが、法的根拠はありません。
 以上のことから、教科書選定が適正かつ公平に採択されることを関係各位に要請するよう陳情いたします。

【陳情項目】
1.教科書選定にあたっては、2013年第68回国連総会特別報告、2010年の国連・子どもの権利委員会、およびILO・ユネスコ共同の「教員の地位に関する勧告(教員は教科書の選択については不可欠の役割をあたえられるべきである)に基づき、教科書を使用するすべての教職員に教科書展示会のみならず、閲覧の機会を十分にあたえ、採択に対する要望を集約すること。
この内容については、2015年4月7日付文科省初等中等教育局長通知「平成28年度使用教科書の採択について」においても、より多くの教員が教科書の調査研究・採択に関われるよう改善することを求めています。
2.7月開催の佐倉市教育委員会会議において、教科書選定にかかわる審議・決定については「非公開」とすることなく、全面公開とすること。
3.教科書展示会の開催については、広く市民に周知するとともに、保護者に対する情報提供を積極的に行う。また、展示会場の増設や巡回展示などを行うこと。
4.採択にあたっては、教育基本法に示す「たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家をさらに発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献する」意味から、次の具体的要請項目に十分留意すること。
 @近隣諸国を配慮する教育内容の教科書を採択すること。
 A歴史教育を政治的に利用しないこと。
 B教科書を教師、市民の要望を反映し、採択できるようにすること。
Copyright(c) 2004- 佐倉市議会公式サイト Sakura City Assembly. All Rights Reserved.